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2016.08.10

LcND2016/08「注目されるブラジル音楽」

LinkclubNews掲載コラム、08月分より、
タイトルは「注目されるブラジル音楽」
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リオ五輪も開幕したということで、俄然、増して「ブラジル」に注目が集まっています。ブラジルといえば、もう音楽大国には違いないわけで、便乗してブラジル音楽について知ってみようという企画です。

ブラジルを代表するのは、なんといっても「サンバ」でしょう。今回のリオ五輪の開会式でも、日本人のサンバダンサーの工藤めぐみさんが注目されました。日本では「てんとう虫のサンバ」にはじまり「マツケンサンバ」などサンバと名のつくヒット曲はありますが、そのノリのよさをイメージしたもので、サンバの特色とはやや違っていますね。

「サンバ」の人気曲の中では「トリステーザ」でしょうか。これぞサンバテイスト全快であります、ものすごくハッピー。コーラスのララーラーラー♪の中毒性って、あらためて聴いてもすごい。

ちなみに、この動画は、ブラジル音楽のスターである、セルジオ・メンデスによるカヴァーですが、やはり彼のカヴァーでヒットしたボサノヴァテイストの名曲には「マシュ・ケ・ナダ」がありますね。

さて「ボサノヴァの父」といえば「アントニオ・カルロス・ジョビン」空港の名前になるくらいですからね。ジョビンといえば「イパネマの娘」。今回の五輪でも、彼の孫にあたる「ダニエル・ジョビン」がこの曲を演奏したということです。ちなみに、こんな貴重な映像はいかがでしょうか?

もうひとつ有名曲で「WAVE」です。ハービー・ハンコックと共演!

もうひと「ブラジル音楽の父」と称されるは「ピシンギーニャ」「ショーロ」を代表するミュージシャン。彼の誕生日4月23日は、ブラジルでは「ショーロの日」だそうです。

サンバ、ボサノヴァ、あるいはショーロで使われることのあるブラジル風の、いわゆるタンバリンが「パンデイロ」です。なぜかこの音を聞くと、やはりブラジルをイメージしてしまうくらい特徴のある打楽器。タンバリンといっても、ドラムのような多彩な音を表現できる楽器ともいえるでしょう。有名なパンデイロ奏者であるマルコス・スザーノ氏の演奏を聴いてみましょう。

そういえば、サッカー応援でも有名な「サンバデジャネイロ」ですが、本家オリジナルのアイアート・モレイラの「Tombo in 7/4」もかっこいいですね。いやー、夏だ!

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