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2011.04.03

『DTMによるオーケストレーション実践「生講座」』開講します。

この期に及んで、お見舞い申し上げます。

北の片田舎から、トウキョウに出てきてまもない頃から
ほんとうについ最近まで、
いっつも脳裏の片隅一丁目に鎮座している疑問があるわけです。

『新宿や渋谷の繁華街のネオンを一晩だけでも全部消したら、
一体いくらの電気代が浮くのだろう?
そして、それらをユニセフ募金などに回したら、
一体、どれだけの子ども達が助かるのだろう?』

とりわけ、いい人ぶっているわけでなく、
本当にそう思い続けてました。

それにやや近い状況がリアルに遂行され、
ましてや、自国民の文明活動維持、救済のため。
そんなことになろうとは。

有事に音楽で、何を救えるのか?
実際、何も救えません。まさに身も蓋もないのです。
著名なアーティストであれば、
既に多く繰り広げられているよう、
メッセージを伝播させたり、
チャリティーコンサートなども有効でありましょう。

一方で、それこそ末端の音楽家やアーティスト達は、
僅かな募金、ふるさと納税、節電以外にどうしたらいいか?
辛うじて活動を復帰し、
微塵子レベルで、文化復興の一端を担うことでしょうか。
何れにしても経済歯車の潤滑油の、
ほんの一滴、ナノリットルくらいを目指して。


前置きがやや長くなりました。
えー、突然なのですが
『DTMによるオーケストレーション実践「生講座」』をスタートします。

具体的に言いますと、
2011年1月に設立された、トート音楽院渋谷センター
(ローランド・ミュージック・スクール)にて、
この4月からコンピュータミュージック講師として
個人レッスンを担当させていただくことになりました。

拙著「DTMによる〜」を参考テキストとした
実践的レッスン希望の方も、もちろん大歓迎なのですが、

・自分のバンド用にアレンジしたいんだけど…。
・パソコンでオンガクって意味がわからない?
・なんとなくMac買ったんだけど…。
・楽譜ソフトがどうしてもわからん!
・ややもすればの音楽談義(セミライトな人生相談含む。)

などなど、私の許容範囲であれば、
できる限りお付き合いさせていただこうと
腹に決めつつあります。
ええ、真っ当に、でも、
意外に気楽なあたりの三丁目でいかがなものかと。

体験レッスン等などのシステムもあるようですので、
まずは音楽院の方まで、お問い合わせいただけると嬉しく思います。

http://www.thoth.co.jp/

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