オーケストレーション実践講座(番外編/精神論)
ご無沙汰しておりまーす。
lx+(ルクス・プラス)ライブ@南青山マンダラも無事終わりました、ご来場いただき感謝してまーす。
いろいろ書こうと思ったんですが、それどころの騒ぎじゃないもんで、はぃ。
演奏も、本当はもっと落ち着いてやりたかったんですが、時期的にものすごく大変で、ですねー。などというのは言い訳ですね。面目ない。
この場を使って、活動の整理などを試みてますが、ここ前後の週間で、映画関係、演劇関係、ライブ活動、そして音感教育関係、楽譜作成、MIDI作成、吹奏楽関係、音楽コラムと思いつくものは、ほとんどすべて同時進行してますな。
いやはや、もういい歳なんで、ひとつひとーつ、めげないでやりますよ。
そーいえば、先週末に、そちら方面の方には有名な「ニューサウンズインプラス」のレコーディングの見学をしてまいりましたな。
昼食をアレンジャーのH先生とご一緒させてもらいましたが、話の流れで締め切りうんぬんの話題になり…。
まぁ、どこの現場でも、よくスコア(文筆なら原稿)が「こぼれた!」とか「落とした!」なんてことがまれ(むしろ頻繁か!?)にあるようで。いわゆる、こぼれた!と落とした!とは、締め切りを超えてしまうこと、あるいは、なんとかぎりぎり間に合ったセーフ、最悪は、録音とか本番に間に合わなかったという惨事のことでありますな。で、これは書き手の立場から非常に為になる訓示をいただいたので、次に書き留めておく。
「一度落とすと、次から落とし癖がつくから、締め切りは守ろう」
なるほど・・・。関係者に迷惑がかかるのは当然として、作り手の立場においても、そのスリルとか、無事間に合ったあとの解放感や充実感とかが癖になってしまい。結局「あ〜、なんとかなるもんだ」という快楽に溺れる危険に対する警告ですね。一種の精神麻薬みたいなもんだ。どんな業種でも当てはまるもんですけどね、特にスコアは、いつも「遅れて当然」みたいな空気があるんですよ。わたしも書き手なので、このあたりの発言は非常に微妙ですけど(苦笑)。まぁ、早いことに越したことはないです。特に、編成が大きいプロジェクトとかだと、いろんなところに多大な迷惑かかるから。ねっ?
とはいえ、本当はこんなこと書いている場合ではないのです。あら、ここにも日々、締め切りと闘っている音楽家の端くれがいまーす。はーい。(←挙手)若いクリエーターのみなさん、一緒にがんばりませう。というお話。
■業務連絡
・拙著「DTMによるオーケストレーション実践講座」(音楽之友社)が重版になりました!当ブログの駄文とは異なり、内容的に真剣に書いてますので、ぜひよろしくお願いします。
内容詳細はここ、レビューなんかは、ここ。
・自衛隊の東部方面音楽隊の委嘱作品「リチェルカーレ」という作品が演奏されます。公の場としてはは初演かと思います。入場無料です。
・目白のお花屋さんで、朗読と音楽の小さな小さな舞台をやります。そこでピアニカを演奏します。ウクレレレレと一緒です。(←勢いで「レ」が多かったね)
・武蔵野音大のユーフォニアム・テューバ・アンサンブルの定期公演で、大編成のアレンジしました。ビゼーのカルメンの抜粋でメドレーです。演奏会詳細は、またお知らせします。
・3月白龍館に続き、5月にまた、lx+(ルクス・プラス)のトリオユニットでライブやります。南青山マンダラにて。というか、それまでにCD作ろう計画があるので、今年度は頑張ります。応援してください、半ば強引に皆様に期待しております。
以上。報告終了。
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