続・オーケストレーション実践講座
拙著「DTMによるオーケストレーション実践講座」ですが、出版以来なんだか、ほったらかしになっていました。せっかくこうしてBlogでサンプル音源等も紹介しているのに、まったく機会を活用してなくてすいません。少しづつでも、なにかしら関連項目や補追等をこちらで掲載できたらと思っております。長い目でみてやってください。
というわけで、音源サンプルに楽譜作成ソフトの「Sibelius」による再生サンプルを追加してみました。いまさらといえばそうなんですが、猛烈なスケジュールの中でコツコツとすすめてみました。「Finale」とのサウンド比較なんかも、お試しください。右サイドバー上部のページからどうぞ。
あっ、そうそう「Finale GPO」なんかも試してみたいんですが、家の古いG4じゃ、まともに再生できないです。Mac Proでも買ったら試してみます。というかIntelじゃ、まともにプレイバックできないという噂もちらほら、Finale2007からは対応するようなので、もうちょっと様子見で。
私ですが、最近は両刀使いです。用途によって使い分けてます、単純にプライベートな楽譜等はSibeliusで。お気に入りは、シンボルに打楽器シンボルがあること。これ教育合奏用などに使うとかわいいです。出版用だとか、浄書目的は、まだまだFinaleかな、Finaleファイルのまま納品したりする機会も多いし。どちらのソフトも追加機能を後追いしてる感じで。単純に機能を比較できないですが、このように使い道でわけてます。
歌詞がらみがどちらも大変です。両方とも日本人じゃないので、日本語はうまく扱えない。epsの書き出しもうまくいかないし、リリック・タイ(一音符に2文字以上の歌詞がつくとき、歌詞の下につくタイ)の扱いもどうにもならない。文字詰めなんかがイラレいらずになると、パーフェクトなんだけど、誰か日本の企業が開発してくれるとこの辺りはうまくいくんだろうけど、こんなマーケットの少ない楽譜ソフトなんかに出資するとこはないんだろうよ、きっと。どなたか手出してみようと思ってないですか?なんてね。
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