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2006.01.13

「椿姫」

@Bunkamuraオーチャード

「道を踏み外した女」=「ラ・トラヴィアータ」
ええ、オペラ「椿姫」を観てきました。
自ら進んで観ようとは思わなかったのですが、
タダ券をお恵みいただいたので
勇気を振り絞って。

な、なんと。特別席20000円のチケット。
自腹じゃ、決して行くまい。
ね、ぶっちゃけ、20000円おごられるのって、
そうそうあることじゃないでしょ。
公演時間160分、休憩時間40分を差し引いて
正味120分、1時間あたり10000円?
無意識に、そんなこと計算してたりして。
値段につられた小市民がひとり、バンザーイ。

いや、意外に楽しめました。20000円分の価値はあるかもしれません。
(結局、お金なのか!)
かくゆう、私もオペラを毛嫌いしていた一人ですが、一生に一度は体験してみるのもよいかもです。
ドラマ、舞台に背景音楽+歌の表現というのは、やはり贅沢感を堪能できます。
あの過剰な発声が、たまらく嫌だったのですがなんか、対訳とかを追いながら観ると、感情表現として必要不可欠に思えてくるから、あら不思議。
これまで気付かなかったのですが、これは大人の娯楽ですね。そう、年齢を重ねる度に深まる趣味悠々。
愛と死っていうのは、人類普遍の命題。

死ぬ直前まで、すごい声量でキンキンに歌い上げるありえないシチュエーションは、まさにオペラならではの、ご愛嬌。ストーリーにはまると、案外気にならないかもしれません。ただ、アリアを悲しく歌い上げた後で、空気感を堪能しているのに、場を切り裂くように拍手をするのは、ドラマを壊すので、あまりよい習慣ではないと感じましたけど。

そして、ここで重大な教訓を学ぶことになるとは。

「有名オペラ鑑賞は小奇麗な格好でいくべし。」

職場から同僚とともに、当日に急遽出向いたため、ふたりともジーンズにスニーカーにフリース、ないしは毛玉付きセーターという、究極のオフィス地味仕様の二人組で会場に乗り込んだのですが、完全に浮きまくりました。特に特別席付近では。これは辛い。あまり人の目が気にならない私でさえ、かなーり恐縮してしまいました。おおよ観客たちは、小奇麗か、フリフリか、幾分派手な格好で統一されています。フォーマルあるいは、パーティー風。ダンディー白髪紳士、ないしはキラキラ白髪マダム。

前衛オケ作品とかの心持ちでいくと痛い目に合いますよー。あくまで社交場テイストで。いやぁ、うっかり忘れてました。

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2006.01.10

ぐーふー。

「ぐーふー」のお誘いを断るはずも無く。
いそいそと高円寺へと出向く。

「玄品ふぐ 高円寺の関」

滅多に食する機会もないので、一番すごいコースにチャレンジ。
次々にあらわれるフグちゃん。
腹一杯で途中でギブ。

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ヒレ酒。うっぷっぷ。

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ごちそうさまでやんした。

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2006.01.09

萌えきれず。

友人が上京。
いざ、東京探検!わおっ!

とりあえず渋谷で待ち合わせ。
名曲喫茶「ライオン」で一服。
道玄坂から駅前までひとしきり散歩して
秋葉原へ移動。

電気街口を出ると、すぐに歩行者天国。
いつもの休日に比べて人が少ない。
連休だから?

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あっ、噂のメイドがビラ配り。

とりあえず空腹を満足させるべく
昼食へと。
「九州じゃんがら秋葉原本店」
いつも気になっていたが、並ぶ勇気がなく。
今日は連れがいるので、勇気を奮って。

思ったよりも味は普通だった。
原宿で食べた時の方がインパクトがあった。
まぁ、そこそこ美味しいけど。

ラジオデパートなどを物色。
しかし、ここ本当に不思議な場所だ。
電気のパーツが所狭しと並んでいる。

駅の反対口を目指す。
ヨドバシカメラを発見。
全く変わり果てた駅周辺に驚きを隠せない。
あれだけの短期間で、よくもこう変貌するもんだ。

あっ、メイドカフェ「ぴなふぉあ」を発見。
あの電車男で有名なところ。
いきなりすごい行列だ。
もう、社会見学で突入してみようとも思ったが
無理だった。orz...

勇気なし。

歩行者天国でビラを配るメイドさん。
一瞬近寄ってくるものの、人の顔観て
渡すのを躊躇するなんて、さすがに人を見分ける能力に長けているな。なんて変な感心したりして。

うーん、本日も萌えきれず。
次回頑張ってトライしてみるよ。

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2006.01.08

鎌倉公演記

鎌倉の今泉町内会館というところで、劇団しずくまち♭の「卒塔婆小町」の公演。

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この演目は、地方巡業として、あちこちでやらせてもらっている。
今回はハープ+ピアニカ+ボンゴのトリオ編成。

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ちなみに、ピアノ+三味線+ボンゴ編成というのもあるのだよ。

なんとか、午前中に起きだして、
大船駅を目指す。わりとお気に入りの湘南新宿ライン。
お目当てのグリーン車。
あっ、混んでいて座れない。orz...
大半の乗客は、横浜で下車。ようやく着席。

大船駅で、ハープのHさんに車で拾ってもらう。
駅前を離れると、いきなり景色は一変。山間部の集落。
鄙びた感じが、実によい。

今泉町内会館は、バスでしかたどり着けないようなところであり。
車で移動できて、つくづくよかった。
到着して、軽くリハ。

空き時間に、近場に「白山神社」があったので
初詣を兼ねて、参詣。
日が沈みかけている。空がとても奇麗。

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少し散歩してみる。
実はここに僕の店がある。

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ウソ。たまたま。

夕食の弁当を食べて、公演準備。
2時間も前から、町内会の役員がちらほらと集まりだす。
1時間前というのにすでに10名以上が集まっている。
都市部の公演ではありえない状況に戸惑い気味。

結局、100名近くの地域住民のみなさまがお集まりくださる。
全く持って予想外の中、無事に公演をやり遂げました。

終演後、町内会の会長さんやお手伝いいただいたみなさまと
軽く打ち上げの後、帰路につく。
意表をつかれた形の公演と相成りましたとさ。めでたし、めでたし。
で、公演詳細は、miwaさんが書いてくだったようなので
そちらも参照。

http://purple.ap.teacup.com/miwa_favorites/188.html

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2006.01.04

「北海道出身者はなぜ寒さに弱いのか?」に対する超私的考察論

年明け早々に、同郷同級生東京支部のトリオメンバーで下北沢で新年会。
口々揃えて言うのは「東京は寒い」
温暖化による偏西風蛇行により今年は、例年になく極寒には違いない訳だが、
それにしても寒い。
自らの皮膚感覚に誤りはないことがとても喜ばしく思う。
「北海道出身者のくせに」って、言われ飽きたでしょ。>東京在住道産子諸君。

●東京の冬は北海道より寒い。

http://www.mri.co.jp/COLUMN/TODAY/KONISHIY/2003/1222KY.html

まぁ、確かにそうだ、北海道の屋内は限りなく、暖かい。しかし「冬場は部屋では半袖で暮らす。」ってのは言い過ぎだ、それにしても暖房はしっかりしているので、随分屋内の温度は高い。二重窓、玄関フードなどもその要因のひとつだろう。しかし、それだけでは無い気がする。

●北海道出身者は寒さに弱い?
同じ人間だ、んーにゃわきゃないっしょ。

●「寒い」と「冷たい」の違い。
かねがね思うのは、東京の冬は「冷たい」である。なんか空気がまとわりつくような寒さだ。雪が積もっていないのもある。あと、中途半端に寒いのが、余計身体にこたえる。幼少時には氷点下20度なんてのがざらで、耳が凍傷になりかけていたのにも気付かずに平気で登校していた。あそこまで冷え込む(しばれる)と、むしろ感覚がおかしくなって、寒いというか痛いというか。要するに「寒さの質」が根本的に違う。鼻毛が凍るのはあったり前田忠明、よろしく、とくダネ!なのである。まだしばれる方が、いくらかがんばりがきく。一桁そこそこの気温ってのが、もっとも身体には辛く感じる訳だ。あと、あの東京の吹き付ける空っ風。うーん、つらい。

というわけであります。人一倍「寒い、寒い」と連呼していても、どうか、いじめないでください。

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2006.01.03

あけましてこんにちは。

正月の特番で、所ジョージが「毎年のことだから、あらためて“おめでとう”ってのも・・・」みたいなことを言っていたので、素直に関心しつつ「あけましてこんにちは。」
ホント正月が「おめでたい」理由はなんなんでしょうね?

新年は災いを断ち切って蘇るという意味だそうだ。稲作文化からきているらしい。

なるほど。

「蘇る」がテーマだ。
そして、もうひとつの抱負「シンプルに暮らす」

将来に対する漠然とした不安。そんなことを微塵にも感じなかったが、さすがにこの歳になると、いろいろなことを考えずにはいられなくなってきた。(汗)

身の周りに、いろんな情報やモノを蓄え、安心したことを反省。もう吸収する年代は過ぎ去った事を実感。今年からはアウトプット中心に。やりたいことをやりたい時に、できるだけシンプルに行う。

今年もよろしくお願いします。新たな、すばらしい出会いを期待しつつ。

・公演のお知らせ
劇団「しずくまち♭」の「卒塔婆小町」の再演あります。1月8日鎌倉今泉町内会館で19:00開演です。なお、「新年明けまして公演」のため、入場料は無料です。(カンパ制)だそうです。
お近くの方いらっしゃいましたら、ぜひいらしてください。予約はこちらへどうぞ↓
info@sizukumachi.com

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