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2005.06.30

子供たちから学んだこと

今学期初めて、幼稚園の音感指導。
がんばって早起き。
あいにくの雨模様。

子供たちはいつでも元気。
クラス単位で賞味20分、メロディオンの導入指導。
子供たちの集中が続くのは、最初のせいぜい10分間
後半、どうやって気をそらさずにできるかというのが
今後の課題。

あるクラスの指導が終わった後、
一人の子が、直々に「ありがとうございました〜ぁ」といって去っていった。
予想もしない、あまりの礼儀のよさに、
驚くと同時に、感心した。
その光景を見ていた周りの子供たちも
それに続いて、「ありがとうございましたー」の連呼。
もちろん、それは模倣という連鎖反応にすぎないわけだが、ああ、なんだか立派だなぁと思う。

お礼を言葉や態度で表現できる、しかも
たった何分かだけの時間を共有した、たまにしか顔を合わせない人間に対して。
ひょっとしたら、初対面の人に対しても
同じような言動をするのだろう。
しかし、例え、それがまねであったり表面上の形から
入っていたとしても、結果としては、とても素敵だ。
きっと、物心ついた時分には、なかなかできないことだから。
たった今の姿勢を忘れずに大きくなってほしいと思う。

自我が確立するまでの時期に身につける模倣術は、
とてつもなく大きな意味をもっているのだろう。

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2005.06.29

トラック・ボオル

・スコア完成!!
長かったぁ。実は10分を超える作品になりました。
これからパート譜を作ります。
もうあと一歩。
初演は7月23日、詳細は、また後日。

・トラックボール購入。
以前、M監督と話題にしていて、気になっていた
ところ、先日安売りしている店を発見したので
衝動買い。
というか、マウスの使い過ぎで、
ちょっと痛いときも。
これはマズイというわけで、
導入のタイミングとしてはよかったのかも。
いろいろ検索して、かなり評判の良い
KENSINGTONの「Turbo Mouse」
まだ慣れないけど、なんとなく良さげ。

050629-2026

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2005.06.28

デュオ・政調会長の夕べvol.1

@上原MUSICASA

ヴァイオリンの亀井庸州さんとピアノの八木静香さんのデュオ。
アンコールのモーツァルトから
同世代の作曲家の作品まで
斬新で、多彩なプログラム。

演奏にも感じられるのだが
身軽さと器用さをあわせもつ、お二人ならではの企画だろう。
そつなく見事にこなしている。

川上統氏、伊左治直氏、両氏の作品。
現代奏法、フラジオ、グリッサンドを多用した
極めて、今の時代の作品。
ケージ、やペルト作品などが、
非常に古典として耳に届く。

ここ最近の睡眠不足がたたって
睡魔と戦うも、何度か意識が落ちてしまいました
すいません。(苦笑)

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2005.06.26

交渉人「真下正義」

スコアが大詰めを迎えている中、ちょっと一息。
「交渉人 真下正義」観てきました。
映画関係の平林君と公演が終了したら
観に行く約束してたのです。

エンターテイメント作品として、とても楽しめました。
地下鉄パニックがメインだと思っていたのですが
結構、音楽・クラシックネタだったのですね。
ストーリー展開でやや強引な印象は否めないのですが、
あと、やっぱり車両事故のシーンは、
福知山線を思い浮かべてしまい、いたたまれなくなります。

さて、伏線としてラベルの「ボレロ」が登場する訳ですが、
ここでちょっとだけ難癖を(苦笑)
ネタバレ含みますので、知りたくない人はすっ飛ばしてくださいませ。

犯人のキーワードとして「335.2」というのがあって、
これがボレロの「335小節目、2拍目」に登場する「シンバル」のことを示唆している。
このシンバルの打撃音がホールに設置された爆弾の起爆装置として働くという。
これ、おなじみのラスト6小節前から入ってくる、
「ドォーン(バス・ドラム)シャーン(シンバル)グゥワーン(ドラ)」の
究極のカタルシスに向かう、ソリ的なパーカッションのところでっす。

で、ひっかかったのはこの「335.2」ですけど。
まぁ、暗号とかヒントなんで、どのように解釈してもよいわけですが、
ものすごーく厳密に考えると、ちょっと違うかもね。
あくまで「小節単位」で考えて、3拍子。
335と0.2小節だから、以下のタイミングになるよね。

335

うむ、正確にリズムがとれないな、こりゃ。

この表現、例えるならば・・・
1時間30分は、1.5時間ですよね。
これを1.3時間といういうようなもので。

っていうか、そもそも小数点以下は「小節」っていう概念で
考えていいのか?っていうのは、自分に対する疑問だけど。(自爆)
まぁ、そこまで突っ込む必要性は、全くないし、
かえってわかりづらくなっちゃいますが。(苦笑)
まぁ、いちおう難癖、自爆ネタということで。
でも、映画は面白いですよ。

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2005.06.25

陸上自衛隊東部方面音楽隊 第43回定期演奏会

@和光市市民文化センター サンアゼリア大ホール

もー、あつい。
半分液状化してます。
気化する前に、誰か冷やしてください。

がんばって和光市まで出掛けました。
駅からホールまではタクシーに乗っちゃいました。
同級生のK氏が、がんばってます。
今回の委嘱作品は、ブラス界では大御所のお二人
真島先生と天野先生の2作品。
初演というこで、まぁ、せっかくなので印象まで。

「瞬間(とき)は煌めいて」(真島俊夫)
美しいハーモニーが主体で、非常にメロディアスな曲。
ジャズハーモニーがいかにも真島節。
展開は実にシンプル。
オーソドックスなハープが味付けでいい感じ。

「左方の舞と右方の舞」(天野正道)
シャルモーで、サブトーン的なクラリネットのクレッシェンドで開始されて、
ピアノやグロッケンなどのキラキラトーンの現代イディオムフレーズがちりばめられる。
一瞬ドキッとするものの、そのままあれよあれよと、
立て続けにロックとか16ビートとかラテン系のノリノリのダンスサウンドに繋がっていく。
ハーモニーの緊迫感はやっぱり天野節。
途中、リズムがいきなりセンツァ・テンポ風にフリーになったりと、
いつもながら、天野先生は「脅かし」の手法がうまい。
あと、エンディングで、テンションハーモニーでがーんって終わるのも、天野節?

夕方から、池袋で友人に会う。一年に一度くらいで会う大学時代の友人。
たまに会う友人というのはほんとうに貴重な存在。ほっと心が和む。
東武のレストラン街で、ものすごい高価な蕎麦を食して、新宿へ移動。
My Cityの地下で、ブルーベリーサンデー。美味、っていうか甘過ぎ。

050625-1839

話の流れで、紀伊国屋書店へ。ここは落語CDでおなじみの帝都無線がある。
思わず物色、本日2つお買い上げ。極めつけ志ん生、と柳家喬太郎「夜の慣用句」
ここで買うと、サイン色紙やら団扇やら系図など、サービス特典がものすごい。(笑)

さらに、毎度のジンギスカン屋へ案内する。

050625-1952

さすがに週末だ、店の外まで行列。諦めかけるも、友人ががんばるということで、行列に参加。
賞味1時間30分待ち。やっとありつけた肉はとても美味。いや?今日のはいつもよりもおいしい?

ところで、この店、いつの間にか、いろんな雑誌でとりあげられる有名店になっていたのね。
知らんかった。頼むから、一時のブームで有名にならんでくれ。
家に帰ってYahoo!のニュースでこんな話題が。なんてタイムリーなんだ。素直に喜んでいいのやら?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050625-00000056-mai-bus_all

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2005.06.24

ミュージカル・バトン

あちらこちらのブログで大盛り上がりしているのを、傍観しておりましたが、わたくしめにも某ソーシャルネットワーキングから「音楽マラソン」という名でバトンを渡されたので、やってみます。一応音楽系なので。(汗)
ちなみに、質問に答えるのは好きなのですが、「球技恐怖症」なので、パスするのは極めて苦手です。
さらに、開けっぴろげで恥を捨て去ってます。今、思い返すとヤバめの曲もあります。

●Total volume of music files on my computer:(今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
2.39GB。なんかTB(テラバイト)っていう人もいるとか、いないとか聞きましたけど。

●Song playing right now:(今聞いている曲)
聞いてないです。最近全く聞かないなぁ。

●The last CD I bought(最後に買ったCD)
・スペース・シアター EXPO'70 鉄鋼館の記録
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=795577&GOODS_SORT_CD=102

●Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me:(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

よく聞く曲があまりないから、特別な思い入れのある5曲でリストアップ。=好きな曲とはいえないものも含まれます。

・「ともしび」(ロシア民謡)
小学校の学習発表会の曲目だった。ボンゴを叩いた。人前で演奏する楽しみをはじめて知った。

・「Romanticが止まらない」(CCB)
小学校のとき、コンサートに行った。あはは、恥ずかしいなぁ。

・「スーパーマリオブラザーズ」(オリジナル・サウンド・トラック)
任天堂ファミコンの不朽の名作。BGMだけのものやら、歌入りのやつとかあったけど、オリジナルのピコピコ音が一番シンプルで好きだった。B面がオーケストラヴァージョンというEP盤があったような気がする。あんまり記憶にないけど、なんか壮大な感じで結構好きだった。今考えたら、これがきっかけなのだろうか?うっそー。

・「ファイアー・クラッカー」(YMO)
YMOのファーストアルバムのメイン。もう、狂ったように聞いていた。あのベース・ラインのシーケンスがたまらなく好きだった。

・「シンフォニア・タプカーラ」(伊福部昭)
大人になってから、かんどーした曲。どんなに緻密で知的な音楽でさえも、この律動の興奮にはかなわない。くたばれゲンダイオンガク!(苦笑)

これ、あまり、いい回答じゃないな(自爆)

●Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

ねずみ算的な行為が苦手&人にふるのが下手なので、パスします。でも、ふってくれてありがとう。というわけで、私はここでgreat double bar.

平林くん、拙作をとりあげてくれてありがとー。
http://unitbath.cocolog-nifty.com/unitbath/2005/06/post_bbe5.html
自作の曲は思い入れだらけですけど、ついでなんで、一曲だけあげるとすれば「Pitch and Roll」です。あれはもう自分の手を離れたところに存在しているような気が何となくしてます。

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2005.06.22

一ヶ月後の打ち上げ。

夕方過ぎに、父からケータイ電話に着信。
ワープロをも使いこなせなかった父だが
なんか、携帯は無事に操作できるようになったらしい。
「今、羽田にいて、これから帯広行きの飛行機に乗るから」
という用件、というか単なるメッセージ。(笑)

実は数日前にも「今、羽田にいてこれから広島へ行くから」
というメッセージが。
普段、田舎からはあまり電話がないのになぜか?
東京に来たから、電話でもしてみようということなのか。
ひょっとしたら、通話料金を気にしているのか?

北海道→東京というのは、一般電話でいえば、
確かに遠距離通話。かつては電話料金を気にしながら
電話していた。
きっとその習性がしみついているんだろう。
携帯同士なら、大して気にしなくても…。
などと伝授しようかと思ったが、
なんか、そんな親父がへんに可愛く思えて、
「ああ、気をつけて」などと無難な返事をしておいた。

親父も歳とったなぁ。
男はいつか、父親の匂いと同じ匂いになって
驚愕するという。
幸いまだ、自分は気がついていない。(苦笑)

夜「眠り姫」、スタッフ関係の打ち上げ。
あらら、気前よく三次会。
二次会で不覚にも「カラオケ」などに行ってしまい、
おだてや勢いにのって歌ってしまった。
曲名は恥ずかしいから言わない。けど
ココ見れば、ひょっとしたら察しがつくかも。
右手にマイクを握り、左の手のひらでソフトにカバーしてしまう。
こんなときにパチンコ屋でのアルバイトの癖がついつい出てしまう。
(126番台、らっきぃーーーーーー、すたぁーとぉー)ってやつね。
ほんとうに不覚だ。

最終的にはゴールデン街の知人オーナーの店で
TVチューナー内蔵のmy vodafoneでサッカー観覧。
あら、役に立つもんだね。
空が白みがかってからの帰宅。
もう、呑み過ぎだー。
明日も呑み会。
だめだぁー。

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2005.06.18

『ゆやゆよん×高速スパム×mothercoat』

@下北沢「Mosaic」

ほっとしていたのも束の間、また恒例の月末を迎えて
スコアの締め切りが迫ってきた。
前半は好調だったのだが、やはりペースダウン。
なかなかはかどらない。
けど、やらなきゃ、進まない。(苦笑)
この当たり前の事実を目の当たりにして苦悩していたり。

珍しく、わりかし早く目覚めたので、がんばって
眼科の定期検診に出掛ける。御茶ノ水。
都心の専門病院だけあって、毎度毎度溢れんばかりの待ち合い室。
1時間、2時間待ちはザラ。
半年近く行ってなかったような気もする。
7月から予約制になるらしい。やはり、この状況は不評なのだろう。

というわけで、しばらくぶりにいったら、担当の医師が辞めたという。
また新しい担当医師をつけられる、これで3人目である。
3人目ではじめて男性の先生になった。

ちょうど昼頃診察終了。近場の吉野●で腹ごしらえ。
吉●ヤでも、定食の新メニューがはじまったらしい。
なかなかである。

自宅に戻って、スコアを書く気力も減退しており、
なんとなくダランと過ごしながら、部屋の片付けなどをいそいそとやる。
夕方、友人のN氏のライブ告知をもらっていたので出掛ける。
場所は下北沢。中野→下北沢といえば、格好の自転車コース。
良い天気なので、迷わずサイクリング、ヤッポゥ。

下北沢までは、中野→渋谷までとほぼ同程度の道程、方角が少し違う。
環七をひた走るのがわかりやすいが、下北の駅前までのアクセスが難しい。
夜風が気持ち良い。

ライブハウスに到着。ちょっと慣れない雰囲気にとまどいながらも入場。
周囲の雰囲気と比較して、完全にオジサン化している自分を発見!
後戻りはできない、ってどこに戻るんだろう?
7時開演、爆音炸裂、ノリノリ、おぅ久々だ。腰に来るコシ・ニクル。(←人名?)
3組のバンド出演で、知人がギターを担当してるバンドは最後。
終演時にはさすがにもう足腰がフラフラなので、知人に挨拶して夜道を戻る。
N氏は作曲家として付き合いがあったわけだが、実際に彼のバンドでのギタープレイを
見たのは、意外にもはじめてだったかもしれないな。

帰り道、無事環七に出ることができたものの、事件勃発。
無心で漕ぎまくっていたところ、逆走していることに気がつく。
「大森」方面に進んでいる。
慌てて、方向転換して高円寺方面に修正。情けない。

ちょうど頃合い、腹が減ったので帰り際の食事を検討する。
当然「環七=ラーメン」という当たり前の図式が脳裏を過る。
で、本日のラーメンは「ホープ軒」@杉並梅里。
チャーシューが懐かしい味、スープはおいしい、麺は中細。縮れてない。
味付け卵も美味。全体の量は結構多い。

しかし、夜に食べるラーメンはうまいなぁ。

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2005.06.15

「東京即興許可局東京即興許可局東京即興許可局」

@荻窪「グッドマン」

と、これ「東京即興許可局」×3回じゃなきゃ、だめらしいのよ。
グッドマンのマスター鎌田さんの即興演奏企画で、
知人のピアニスト・作曲家、そしてピアニカストでもある
「河合拓始」さんが出演するとの案内をいただいたので
いそいそと出かけて参りました。

渋谷→荻窪、むちゃむちゃだらだらチャリではしって1時間弱。
山手通り→甲州街道→環七超えて、井の頭通り→環八に入る→荻窪
井の頭通りに出ちゃうと、ちょっと方角がズレちゃう。
おっと、どうでもいいけど、HPを見つけた。
ヒューレット・パッカードです。
で、その隣の道には「HP通り」と書いてあります。
なんでも通りの名前にしちゃうんですね。

050614-1918

なんとか、環八を上って荻窪駅到着、南口についちゃったもんだから
ちょっと先まで行って、北口へ。
駅を挟んで、反対側に行くにはちょっと大変。
で、開演まで30分あるので、夕食。
せっかく荻窪なのでラーメンにチャレンジと意気込んでみると
目の前に「春木屋」というラーメン屋があったので駆け込む。
入ってみて見渡して、老舗の行列店であることを察知する。
なるほど店の主人、丁寧な立ち振る舞いで、人間的オーラが漂っている。
こちらもカウンター席で、固唾を呑んで、
麺の湯きりを凝視する態勢を崩さない方針で勝負。

意外に完成まで結構時間はかかったように思えたが、
味はうまいねぇ。
といってもあっさりでくせがない。
味もごてごてでない。けど後でじんわり、またすぐに欲しくなる。
煮干し系は、けっこうヤバい。ラーメン依存症。「青葉」@中野のやうに。
(「ヤバい」といっても、当時のヤバいではなく、
最近の若者が使うように、憧憬かつ驚愕の意味合いを含む方のヤバい。
と、こんな用法で合っているのかなぁ?>A教授)

グッドマンの古びたビルの階段を登る。
急に懐かしさが込み上げてきた。
扉を開けたときの不思議な異空間。
ああ、なつかしいや。
マスターの笑顔が眼に飛び込んでくる。
グッドマン、ビル老朽化の取り壊しで、もうすぐ閉店らしいのだ。
マスター曰く「あと、半年は大丈夫」とのこと。

感慨ひとしおだ。
例え、一二回とはいえ、このステージ上で演奏したことは確かだし
友人、知人の影響で足繁く、通った時期もある。
なおかつ、ここで初演してもらった小品などもいくつかあり、
今思い返すと、第二期青春時代を過ごした、ひとつの場所でもある。
そんな思い出の場所が、そのうち、ひっそりと消えていく。

そんなことをぼんやり思い巡らしながら、ステージを眺める。
本日の出演者、
<鎌田雄一(サックス)+金子ねこ(トロンボーン)+東保光(コントラバス)+河合拓始(ピアノ)>
4人の演奏者で、それぞれ一人を欠いた組み合わせの4セット、1セット約三十分。
つまり、4通りのトリオでの即興演奏という企画。

1セット目、鎌田さん+金子さん+東保さん。
2セット目、金子さん+東保さん+河合さん。
3セット目、金子さん+東保さん+河合さん。
4セット目、鎌田さん+金子さん+河合さん。

河合さんに限って言えば、
2セット目はわりかし、オーソドックスで一貫した安定した刻みを主体として。
3セット目、徹底して内部奏法を使ったプレイ。
4セット目、ピアニカにてプレイとコンセプトや手法にこだわった演奏をされていました。
よかったこと、久々にディープな内部奏法を堪能できたこと。
絶対、、ホールなどにあるピアノでは聞けないようなサウンドが聞けたこと。
鍵やコインで弦をこするのはまだしも、
近くに転がっているシンバルを内部に置いてとか。(苦笑)
ホール出入り禁止事項を堂々とできるのは「グッドマンピアノ」のみです。ははは。
そうそう、壊れそうだったピアノ椅子が、緑の事務椅子に変わっていました!
4セット目のピアニカでは、ロングトーンからスタートして、
ブレスノイズや膝を使ったプレイまで縦横無尽の奏法を駆使していました。

というわけで、ひさびさにタイムスリップしたような体験を味わった一夜。
夜道の青梅街道をまっすぐに新宿方面へ。
前に通ったときは、わりかし遠い印象だったが、今夜は夜風の心地よさも手伝ってか
とてもご近所ライク。

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2005.06.13

ネタだくさん

http://sasuke-vn.ameblo.jp/entry-c605cd11e0c4100ffb1231a48250193f.html

CMソングがぐるぐるするのは、毎度のことである。
最近、サウンド面で気になるのはユニクロのCM。
前回のも相当、ツボったが、今回のもツボ。
コラージュっぽいサウンドデザインで、
新しいけど、どこか懐かしさを感じる。
まぁ、CM全体にシンプル感が滲み出ているのですが
サウンド面でも、ほんとにいい仕事してますね。

連載のコラムにも書いたんですけど、
Appleが、遂に「Intel、入ってる」になろうとしている
という驚愕のニュース。
http://www.apple.com/jp/news/2005/jun/07intel.html

ってことは、あのCMでおなじみのサウンド・ロゴが
AppleのCMにも採用されるなんて時がくるのか。

Appleついでにいうと「iTMS日本語版」がスタートするとか、しないとか?
いよいよですわな、Moraだって、なんかいまいち盛り上がりに欠けてるし。
一曲150円前後っていう噂だけど、これがほんとうなら、結構凄い。
でもって、「iTunes」の次期ヴァージョンにPodcastingの機能が内蔵されると。
もうなんか、iPod化現象に拍車がかかってかかって…。
いやぁ、またフライングかと思っていたら
ココにこんな記述が…。
まぁ、正式に発表されるまでは、なんともねぇ。

サブマシンにはすでにインストール済みなのだが、
いよいよメイン機のPowerbookにTiger入れようと思って、
外付けHDDを購入して、ひとまずバックアップ。
昔みたいに「comand+Aで、引っ張ってって、どーん。」
みたいな操作じゃ、バックアップ取れないようね。
ディスクユーティリティーとかで、復元とかね。
いまだに、OS9率が高い、私にはとても面倒臭く感じる。
純正のメールアプリがよい感じ。特にインターフェイス。
あと、いろいろ試してみたいことがある。

夜にS監督とおつかれさま&今後の企画など交えて雑談。
久しぶりにフランクなネタで盛り上ったような気がした。
早起きの割には、ちょっと良い気分で呑みすぎた。
やっとのことで中野行き終電車に乗車。
中野止まりでなかったら、きっと…。
だらだらのまま、家に到着して、そのまま布団に転がり
気がつきゃ朝ってパターン。

追記・はりきって更新しようとしたら、ココログ、メンテ中だとさ。
やっと終わったらしいので更新。

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2005.06.12

別別堂 第一回公演

@荻窪「ミュージアム東京」

なんだか、急に暑い。
蒸し暑い、食欲がない。
こんな季節が続くかと思うと、気が滅入る。

吹奏楽の委嘱作品スコア書き。
音符の8割方完成。
記号付けを考えると5割くらいだろうか?

ちょっといつもより早い放映時間の「笑点」などを見ていると
危うく「うたた寝」してしまう。
急ぎで準備して、知人の池田拓実氏の音楽と阿竹花子さんのダンスパーフォマンス
のユニット「別別堂」というのイベントへ。

http://chiba.cool.ne.jp/kestner_2002/

心地よい空間に、なかなか刺激的なサウンドや動きが展開される。
電子音響を久々に耳にした事実を再認識する。
限りなくシンプルなサウンド。
音の運動性ではなく、純粋に音色としての話だが。

深夜、自宅での作業を一段落させて、
近所のサウナへ駆け込む。
最近は出先サウナをエンジョイしていたために
ご近所サウナは久しぶりだったりする。
休憩所の椅子が、すべてマッサージチェアに変わっていて
ちょっと、びっくり。

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2005.06.09

花形芝居「ゴクネコ」

@全労済ホール・スペース・ゼロ

なにやら、不思議なものを見た。
自分の引き出しには、全くない世界を目の当たりにした。

友人のTH氏からの案内のメールをもらったのが、二日前だったが
たまたま予定が空いていたので、いそいそと出かけてみる。
劇団の関係ではなく、今回の脚本家さんのつながりではあるのだが。

なにやら「ネオかぶき」とか称されているようだ。
客層の大半が女性、しかも幅広い。
いわゆる「女形」というやつ。
艶っぽい着物姿の男性による、ミュージカル風の芝居。

それはそれで、ファンにはたまらないのであろう雰囲気が
ヒシヒシと伝わる。
宝塚にも共通する世界観を垣間見たような気がする。
ジャニーズも然り。

ミーハーが文化を支えている。
ちなみにミーハーは、「みいちゃんはあちゃん」は昭和初期の流行語らしい。
ミーハーより少し趣味が高尚な人々をさす「ソーラー族」というのも誕生。
語源としてはド・レ・「ミ・ファ」・「ソ・ラ」らしい。
なるほど随分、高尚だ。

終演後は3人のお方と一緒に、ほぼお隣にある
新宿3丁目から移転した、「北牧場」へジンギスカンを食べに。
今日は、木曜日なのでわりかし空いていた。
というか、遅い時間だったから?

ほろ酔いで帰宅して、コンビニで「ペプシX」という新飲料を発見。

050610-0020

「ペプシ・(テン)」じゃないらしい。(苦笑)
夏季限定らしいよ。
やはり、ジンギスカンとガラナはよくあう気がする。
気のせいだろう。

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2005.06.07

火サス「カルテット」

大編成ブラスのスコアを書きながら、
付けっぱなしのテレビを見ていたら、火サスが始まった。
特に興味もなかったのだが、
なんだか弦四のメンバーが主人公だったので眺めていた。
音大卒業の美人弦楽器奏者たち4人が組んでいるカルテット。その名は「トレボル」と。
舞台は結婚披露宴でのカルテット演奏で殺人が起きると。(笑)
さとう珠緒なんか、演奏活動しながら、銀座のバーでアルバイトしてたり。(苦笑)
なんか、身近なシチュエーションすぎて、身震いしてしまったりと、まぁ、そんなことはどうでもいいのだが。

さとう珠緒がヴァイオリン弾きだったり、菊川怜がチェリストだったりと、あ、そりゃ、いいなぁと。(苦笑)
ストーリーにも音楽関係の裏事情なんかが盛り込まれていて、「嘘っ!」とか「なるほど」とか、思ったのだが、なにが辛いといえば、完全に弾きまねのシーンが随所に溢れていること。たぶん楽器関係者なら、そこで一気に興ざめしてしまうに違いない。ドラマ「砂の器」の中居君のピアニストも然り。

ということは、医学ドラマなんかのオペシーンなんかも、病院関係者が観たら、一気に興ざめなんだろうか?
そう考えると、専門分野が舞台の芝居というのは、あまりのリアリティーのなさに成り立っているのだな。

ちなみに火サスのおなじみのCM入りの時のジングル。
あれ、何年も変わってないよね。
あれで、私はdimのコードを覚えました。(苦笑)
きっと、同体験をもつ人は全国に大勢いるかと推測しますが。
音楽理論にも役立つ、すばらしい番組です。

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2005.06.06

上過ぎ!検針。

健診を受けた。
ここで最大のイベントを体験することは、承知の事実なのだ。
そう「採血」なのである。
「決」を採られるならまだしも、「決」が「血」なのだから
腑に落ちない。
最悪だ。
「サイケ2」だったら、それはそれでファニーなのだが
そんな三十路ギャグをかましてしまうほど、神経高ぶって嫌いなわけ。

この世に存在するイベントの中では、極度の凶悪体験と信じて止まない。
なにしろ、針のごとき、尖端鋭利物を肉体に挿入し、赤い体液を抽出されるわけだ。
もう、ぞっとする。
おお、元気かMyヘモグロビン!イエィ。
大体、体に目に見える異物が入り込むこと自体嫌なわけで。
秩序で構成された音楽に異物が混入されること=「ノイズ」としてとらえると
それはそれで、エクスタシーには違いないが、
肉体に限っては、まったくもって勘弁被りたい。

大体ね、採血を控えているってだけで、血圧が上がったり、下がったりするわけよ。
血圧計ってくれる看護婦さんが、かわいいから血圧が上がったり、下がったり
するほうがまだなんぼかマシね。
そんなことを気にしている自分が、随分、下等な生き物になった気がする。
下等が「果糖」だったらって…。
えっ、もういいって?

太っているらしいよ。年々。
でもこの歳から、日頃運動もしないのに太るのは
全部、脂肪だってさ。
すんごい的確なことをおっしゃるのですね。せんせー。

せめて、自転車だけはがんばって続けよおっと。

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2005.06.05

結婚ラッシュ。

昼間に、友人に誘われた舞台を見に、三軒茶屋へ。
舞台とはいっても、お芝居というよりは朗読劇。
企画は「ドラマ・リーディング(24)特集『ドイツ語圏の現代戯曲』」
というものらしい。
三日間の企画で、その最終日。
毎日演目は違うようで、本日見たのは、『エルドラド』というもの。

文学的表現が多くて、耳にするっとは入りづらいのだが
ストーリーはそれなりに楽しめた。
人間の孤独と葛藤のようなものがテーマ。

終演後、友人とはお茶をして別れて、その足ですぐに市ケ谷へ向かう。
大学時代の同級生の披露宴パーティーに参加するためだ。
2人ともホルンの同級生という、意外な組み合わせ。
噂によると紆余曲折があったみたいだが、まぁ、めでたい。
新郎は、なんだか当時の毒が抜けて、さらに一層人間が丸くなったみたいな
顔をしていた。年齢を重ねるとやはり人の印象も変わるものだ。

二次会にも参加で、近くの居酒屋に移動。なんか、ひさびさに結構呑んだ。
まるで、軽い同窓会のような雰囲気。
卒業後以来の顔ぶれもあって、ひさびさに連絡先などを交換できた。
ええ、また、呑みませう。

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