お世話になっているS先生の結婚披露宴に参加するために
小松へと向かう。
昼間に所要を済ませる覚悟があったので、
この日の一番遅い飛行機を予約済み。
コラム原稿を無事入校した後、空港行きリムジンバスに
乗ろうとしたところくらいから、人生の風向きが妖しくなる。
列挙してみる。
●リムジンバスがなかなか来ないので、問い合わせに電話してみると
四谷三丁目辺りで渋滞にはまって45分の遅延。
「電車でいってくれ」と告げられる。
●中央線が沿線火災で、ダイヤが大幅に乱れっぱなし、乗車したものの
後続電車が遅れているとかなんとかで、一向に発車しない。
●ようやくなんとか、品川までいって、京急に乗り換えようとするが
事態にあわてていたので、500¥多い切符を買ってしまう。
●到着した羽田空港、京急の改札口で差額を返金してもらおうとお願いしたら
笑顔の女性に断られた。
●初めての「ICチェックイン」を試みるが、なにぶん初体験なので
要領がわらからず、どぎまぎしてしまう。
「タッチ&ゴー」などという気楽さは、この段階では皆無。
●リムジンバスのチケットの払い戻しを空港カウンターでする予定だったが
すでに搭乗時間が間近だったので、そんな余裕はなし。
●搭乗便の一部の座席で、読書灯、機内放送サービスに異常があるとのこと。
点検だか、整備のために搭乗案内時間が遅れる。
まぁ、エンジントラブルでなくてよかったわけだが、
そんな事態も起こりうるくらいのツキの悪さに、不穏な空気が支配する。
●案の定、機内放送の一部チャンネルが不能。ものすごく楽しみにしていた
「JAL寄席」が聞けない!ふざけるのもいいかげんにしろ!
ぶっちゃけ、これが楽しみで飛行機に乗っているんだ!
●座席リクライニングが壊れている。うんともすんとも動かない。
仕方がないので諦める。
●落語も聞けないから、スクリーンのNHKニュースを見ているが、
途中で再生が止まってしまい、乗務員があたふたしている。
しかも、機内の飲み物サービスが、自分の手前に来たタイミングで。
すっかり「お預けをくらった犬状態」ワンワン。
ここまで来たからには、本当にエンジンが止まるんではないかと…
まぁ、到着してからは、何事もなく、
おいしい焼き肉をご馳走してもらい一安心。
それにしても、そんな不具合の機体はコリゴリである。