東京シンフォニックブラス Regular Concert Vol.4
@練馬文化センター小ホール
カッセのホルニストが参加している。
案内をもらったので出掛けてみる。
いわゆる真鍮ものばっかりのは、久々だった。
といっても、生まれ故郷みたいなものだから
里帰りしたような感じだった。
不思議だね、ここ数年、ド・ブラスからは遠ざかっていたのだよ。
一曲目から定番のコープランド「市民のためのファンファーレ」
はじめて聞いた時には、しびれたね。
あらためて聞いて、やっぱりコープランドよい。
かっこいいね。これぞブラスだよ。
で、休憩後のウィリアムスの「オリンピックファンファーレ&テーマ」ね。
もう醍醐味ね。
リチャーズ「高貴なる葡萄酒を讃えて」
これも、金管10重奏なんだけど、
この編成の魅力を最大限に引き出していると言えるね。
自分が好きなのは「ロンドンの小景」だっけ?
あれも金10万歳って感じだね。
大体ね、ぶっちゃけね、金管アンサンブルってのはド派手にならさなきゃだめなのよ。
だから、金管を活かせる曲を書ける作曲家ってのは
大胆不敵な性分でなきゃだめ。
繊細な人には不向き。
で、作曲家ってのは本来、繊細な人が多いから
なかなか難しい。
現代作曲家が金管楽器のアンサンブルを敬遠するのは
「繊細な楽器じゃないから」
弦楽器とか打楽器とかは、頭でっかちな難解な表現ができるので
喜ばれるんだよね。
だから、とどのつまり、何を言いたいかって言うと、
「金管の曲を書く作曲家は貴重だよ」ってこと。
だから金管アンサンブルも
その向きの作家にどんどん委嘱すればいい。
すごいこと書いてるね。
言いたい放題だ。(苦笑)